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冲方丁 光圀伝

  • Posted by: msn@ztn
  • 2012-12-24 Mon 03:35:52
  • 冲方丁
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水戸黄門の幼少期から死ぬまでの話

水戸黄門ていったら、すけさんかくさん引き連れて町を見て回って
悪党裁く印象しかなかったんだけど


こんな歴史だったのか
自分の無知さが少しも嫌になった

そもそもテレビも見てないから
ほんと知ってたのは新聞欄の名前だけ

実際どういう地位の人とかもまったく知らなかったし
すごい勉強にる作品


温和な印象だと思ってたら全然違うな
若いときは剛毅で豪胆で
イケメンらしいし筋骨隆々

幼少期~青年期は兄への葛藤
青年期~成年期は家への苦悩
~円熟、義と政治と未来

兄のくだりはほんの序章だったんだな
前置きというか、そこではまだこの作品どれだけでかいものになるか
想像できなかった

前半はやっぱり、宮本武蔵とか沢庵宗ホウ和尚とか山鹿素行
が出てきたあたりがあつかった

そこがピークなのかと思ったらすぐ後に続く
読耕斎の学術競うような章でも同じくらいアツいし

中盤は泣きっぱなしで;;;;;;
今じゃたいしたことないんだろう病気とかで
人が20、30代とかですぐ死ぬ
またいい人ばっかりが
切なすぎた

逆に終盤は落ち着いてゆっくり染み渡ってくような感動


この人書く歴史小説はハズレないな
苦手なのを忘れるくらい面白い
凄まじい
超大作

天地明察の安井算哲もちょっと出てきた
光圀とあってたとは

他にもいろいろ名前だけは知ってるような人となりがすんげー面白い
教科書みて名前だけ覚えるんじゃなくて、こういう人格をしっかりあらわしてくれた方が覚えることできるね

とにかく大満足
数少ない、もっかい読みたいと思えた作品だった

 (1)おススメ度 :10点  
 (2)ストーリー :10点  
 (3)キャラクター:10点  
 (4)ラストシーン:10点  
 (5)感動    :10点  
 (6)斬新さ   :10点  
 (7)読み易さ  : 5点  
 (8)テンポの良さ:10点  
 (9)読書後印象 :10点  
 (10)デザイン  : 7点  

92

内容紹介
何故この世に歴史が必要なのか。生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。『天地明察』に次いで放つ時代小説第二弾!


内容(「BOOK」データベースより)
なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き“虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す―。生き切る、とはこういうことだ。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。


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